様々なトラブルが持ち込まれるのが、探偵事務所です。
別に浮気調査をしているだけではありません。
現在、探偵調査の需要が増加しているのが詐欺問題、そしてストーカーです。
また、ご近所トラブル、相続に関する調査をいうのも増加しています。
そもそも相続問題やストーカーなどは法律を理解していないと、何を調べたらいいのか全くわからないでしょう。折角、調査しても「なにこれ?」とつき返されてしまう可能性が高いのです。
詐欺も同じです。一般的に「詐欺だ!詐欺だ!」と言っても、法的には詐欺とならないケースはたくさんあります。ご近所トラブルも同じで、トラブルが境界線を問題としていたり、プライバシー権を問題としてたりすると、境界線の主張をどのように理解するかで、証拠の良し悪しが決まってきますし、プライバシー権についての判例を知っていないと、依頼者様にとって有益な証拠は取れません。
例えば、相続問題で依頼者様が相談に来たとします。
そして、依頼者様は悩みを打ち明けます。
依頼者様「父が他界したのですが、資産はあるんですけど、借金もあるようで・・・」
およそ、この依頼者様は、相続するのがいいのか、相続しない方がいいのか悩んでいるはずです。
相続には大きく分けて3つの方法があります。
単純に資産も借金も全てを相続する単純承認、借金などの債権を清算した上で資産を相続する限定承認、全てを放棄する放棄。
そして、遺言・遺留分、さらには土地などの不動産がある場合は登記簿が読めないといけませんし、抵当権や質権などについての意味もわからなければ、資産を確認することもできません。
(それ以外にも路線価や相続税なども知る必要があります。)
ある探偵は何も知らず、借金を調べようとしました。しかし、彼は大きな失敗をします。それは、確認する場合の手続を死亡で作成しなかったために起きたトラブルです。調査の正しい手順としては相続人である依頼者様に手続をしてもらうのが正しい方法です。それを無理に調べようとしても、情報機関が要注意人物と取り扱うだけで、今後の調査活動に大きな支障をきたすことになるだけなのです。知らなかったでは済みません。
しかも、相続についてのことが全く理解できていないので、トンチンカンなアドバイスをしてしまい、依頼者様からの信頼を失ってしまいます。場合によっては、数千万円もの損失を出してしまい、依頼者様から損害賠償請求をされる可能すらあるのです。
よく理解している探偵は資産を調べ、その権利関係を報告し、さらに悪徳なサラ金の架空請求を避けることもできました。さらに、借金などの債権を依頼者様の協力で綿密に調べ、限定承認すれば利益が出ると報告し、相続が可能であることを報告できました。
そして、相続人全員に限定承認をすすめ、弁護士を紹介し相続問題を解決しました。
法を理解していること、そしてその実務を理解していることは、探偵として大変な価値のあることなのです。
法律は探偵の行う調査と密接に関係することがわかったと思います。
ストーカーについても同様です。ストーカーとなる定義を理解し、その定義に沿う証拠を収集しなければ、意味はありません。そして、刑事事件として告訴するのか、民事上の解決を図るのかでも大きな差が出ます。
現場に立ってしまえば、依頼者様からみれば、新人でもベテランでもプロなのです。つまりは、新人だから許されることなど何もないのです。(依頼者様の立場に立って物事を考えてください。)
本当に有能な探偵として活躍しようと思うなら、入学志望の探偵学校のカリキュラムにどの程度「法律」の講義があるか確認する必要があるでしょう。全ては探偵になろうと思っているあなた自身のことです。
探偵学校選びは慎重に行いましょう。 |